自然素材住宅と一般住宅はどちらの費用が高いの?

自然素材住宅と一般住宅はどちらの費用が高いの?

一般的な注文住宅と比べると、自然素材を用いた邸宅の方が費用は若干高くなります。
合成素材に比べて、天然のものを用いるため材料費や調達のためのお金が必要となるからです。
通常の注文住宅であれば1坪あたりの工事費は約50万円前後、自然素材の場合は1坪あたり約55〜60万円ほどとなっています。
しかし見方によっては、少しだけの差とも捉えられます。
この理由はモデルハウスに沿わない形、素材を用いて作るからです。
大手のハウスメーカーは一般受けするモデルハウスを作り、一般的な邸宅を作る際にこの人件費や維持費・広告費などの経費を回収しなければなりません。
自然素材を用いた邸宅の場合、広告費・人件費といった予算をかけなくても集客が可能です。
自然素材の家を求めている顧客が、自らその施工会社や設計事務所を探してやってくるためです。
そのため自然の素材を用いた建物であっても、コストが抑えられて比較的リーズナブルな価格に抑えられるという仕組みになっています。

自然素材の住宅で人気のある建材とその特徴

健やかで安心して暮らすことができる自然素材住宅は、使用する建材にこだわりがあります。
体に害を及ぼす化学物質をできる限り使わない心がけをしています。
具体的には、床材や壁や建具は無垢材と天然石が主な材料です。
無機質なので体に害がありません。
ナチュラルな家づくりに人気の漆喰壁は、石灰岩を主成分としたものがよく使われます。
四季を通じて過ごしやすい室温にするために欠かせない断熱材で注目されているのが、炭化コルクです。
樹液で固まるので化学成分を含むボンドや接着剤が不要になります。
接着剤としてほかに活用されているのが米のりです。
お米成分であり、まさに自然素材と言えるでしょう。
そして塗料では天然の柿渋が良い材料として取り入れられています。
風情ある色合いと雰囲気は好評です。
そのほかドアノブは錆びにくい真鍮製、浴槽や流し台洗面所のシンクは鋳物ホーローを選ぶ人が増えています。
ホーローは手入れも楽で見た目も可愛くて女性にも人気です。

著者:黒川恵二

筆者プロフィール

愛媛県松山市生まれ。
趣味が高じて自宅を自分で建設。
自然素材の家の魅力をまとめました。